化学反応

もう早いもので6月中旬、梅雨入りですね…!
毎年この時期になると、今年の夏は暑いのかな~早く終わりにならないかな、梅雨…と
梅雨入りした瞬間に思います。

今年は結構暑い日が続いたので、
もう既にかき氷を結構な回数食べています。

今日はかき氷セルフバーというのに挑戦。
色々なシロップがありましたが
結局はいちご練乳is best!です。

と、前置き長くなりましたが、皆様お元気でしょうか?

私は先日本番を終え、今年度に入りありがたい事に色々な奏者の方と共演させて頂いております。
初めて一緒に演奏する方との初合わせはいつもワクワクします。
初めまして!と言葉ではなく音楽で会話する感じが私にはなんともたまりません。

その中で、回数を重ねていくと思わぬような発見があったりします。
ああ、自分ってこんな感じで吹く事があるんだとか、
こういう間合いって今までなかったな、とか

誰と演奏するかによって新たな自分を発見する、といったところでしょうか。

また、本番の最中に色々と仕掛けて、それに反応してくれたりすると
もはやそれはマニアの境地ですが
ゾクゾクします。

いろんな化学反応で、新たな物質が出来上がるみたいな感覚は
本当に楽しいです。

それって人との付き合いでもそうで、
アノ人と一緒にいると、なんか自分が素直に開放できて楽なんだという感覚があるかと思えば
コノ人と一緒にいると、なんだか自分を偽って無理してるな…という感覚と
似ています。

万人に合わせようとすると自分がなくなってしまうし
自己中ではそもそもアンサンブルにならないし
何をどう考えて音楽をしていくか、
その人自身が音楽を通して投影されるのでとても興味深いです。

もうすぐ夏なので、毎年恒例の吹奏楽コンクールを目前にした生徒さんたちの
レッスンをすることも多いですが
合奏などをする際には、音程を合わせたり、相手の息遣いを感じながら
自分のパートを表現していくことになるでしょう。

合わせる相手が何の楽器で、どういう特性があるから
自分はこう出ていく、ということも念頭に置かないといけません。

全体の中での個の役割を考えながら
色々な折り合いをつけつつ、その中で最大の表現をしていく。

音楽を若い頃から勉強していくって、これからの社会生活において本当に価値のあることです。

化学…ではないけれど
赤い絵の具と青い絵の具を混ぜて「紫」になる反応で例えるなら
光沢感のあるパール紫になったり
渋いマットな紫になったり
相手との反応でいくらでも質感のある音は作りだせます。

まあ、赤と青を混ぜてるのにまさかの茶色になっちゃうとか
金色になっちゃうとかは困りますが…

今年は色々な新しい試みのお話もあるので
その都度その都度楽しんで過ごしていきたいと思っています♪

夏は音楽以外の投稿もできたら…と思っていますので
また遊びにきてくださいねー!

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