毎年溶けそうな猛暑が続いておりますが
皆さまご無事でしょうか??
新年度が始まり、学校関係のお仕事は夏休みで一旦一区切り。
コンサートも一区切りついたので、
思い切って夏休みをエンジョイしております♪
暑い夏ですが、、
この夏、私の中で一番アツかったのは・・・・?
教えている吹奏楽部の生徒さんたちが
ようやく・・・ようやく
コンクールで目標としていた賞を獲ることができましたーー!!ぶらぼーー!!
毎年、中高合わせて数校からお声がけ頂き、レッスンに伺いますが
一番長く携わっていた中学校が、ようやく結果を出すことができました!
他の学校の生徒さんもそれぞれ頑張りました!お疲れ様でした。
今年結果を出せた中学校のフルートセクションの子たちは
早いもので3年生になり
思い返せば最初の出会いは1年生の頃でした。
今だから言えますが、
最初の頃は、、
この子たち、やる気があるのだろうか。。。
というほどのスローなモチベーションでした笑
何でしょう、、やっぱり部活動をやっていくモチベーションって
それぞれの自由でもちろん良いと思います。
ただ、何かコンクールに出る、何かを目指すといった時には
全体の方向に協力する姿勢が必要です。
ただ楽しみたいから部活に入る、でももちろん良いと思いますが
その「楽しい」が感じられるのは
やっぱり上手くなって吹ける曲が増えないと
感じえないものでもあります。
今年は、月1回レッスンに来るフルートの先生としては
かなーり厳しいことも話をしました。
フルート以前の、物事に対する「姿勢」の問題。
普段から関わっている子たちではないので
ある意味、賭けでしたが(汗)
なんとか私の話を受け取ってくれたようでした。
やっぱり、何かを成し遂げる時に
共通する項ってあると思うのです。
表現手段は 音楽であれ、運動であれ、絵画であれ、
その手段が違うだけで
根本的な考え方や取り組み方の姿勢って
案外共通しているんですよね。
そこをクリアしてしまえば、
それぞれの表現手段の技能を取得して、次の段階に行ける。
逆に根本的なことがクリアしていないと
いつまでも技術習得に至りません。
でも・・・・
今の忙しい子どもたちの現状からいくと
何か一つにのめりこんだり、打ち込んだりするというのは
なかなか難しいことなのでしょうか・・・
昨今の子どもたちの様子なども見てきて
教える側としても
色々考えさせられました。
ただ、教えていて面白かったのは
私の説教後、日を追うごとにどんどん上手くなったフルートの子たち。
最初は、
「まあ、楽しく何となく吹けてればいいかなー」
くらいのモチベだったのが
「ここまで吹けるようになってきたら
なんか、今年はやっぱり良い賞が獲りたい!」
のモチベに変わったことでした笑
次の山に登れば、やっぱり見えてくる景色も違うということですね。
コンクール最後のレッスンでは沢山褒めて、
自信をもって吹ききって!!と
励ましました。
今年は良い線までいくのでは?と思った私は、
コンクール自体には伺えませんでしたが
夜ベッドで結果のページをリロードしまくりました。
結果が出た瞬間、
ひとりガッツポーズ!!
やったーー!と一人興奮しておりました。
なんだか、教えていて一番うれしかったかも、、という位
ものすごく嬉しかったです。
若い青春時代に、何かを頑張って、それが実った経験って本当に宝です。
なぜなら、
その後大人になると、何かを頑張ったからと言って
それが正しく評価されるというのは、なかなか機会がないからです。
一緒に努力してくれる仲間、一緒に励まし伴走してくれる指導者なんて
滅多に得られなくなります。
社会に出れば、大人は出来てそれが当たり前、評価なんぞを目的にしていたら
つぶれてしまう事もあるでしょう。
ちなみに、私も吹奏楽コンクールの経験がありますが
一番悔しかった舞台のことも今だに覚えています。
その頃の私はモチベもガンガンありましたし、先輩たちも
先生も一丸となって一つの目標に向けて頑張っていました。
結果は叶わずだったけれど
なんでしょう、、今でもみんなで一つの目標に向かって
努力していったというその「過程」が自分の糧になっているように
思います。
悔しすぎて嗚咽するほど泣いた記憶もあって、
今思えば、ああ、、泣けるほど頑張ったんだ私、と思います。
すごく良い想い出です。
結果が出ても、結果がでなくても
若いうちに何かに向けて頑張る経験を積むというのは
その後の人生、本当に役に立ちます。
自分の人生を支える土台と言っても良いでしょう。
楽はいつでもできるから!
暑い夏に、アツい経験が出来た生徒さんたち。
次のレッスンでモチベが元に戻っていないことを切に願います笑
そして私も教える側としてさらにアップデートできるよう
たゆまず努力できる大人でいたいと思います。
にしても・・
なんでこんなに
暑いの。。。。。