一年の中で一番寒い季節に突入しましたね。
とはいえ、今年はぽかぽかの日差しの日の方が断然多いですが、
雪の予報を聞いたりすると、なんだかワクワクします。
ワクワクしながら、喜んでこたつで丸くなる準備。
…。
極力動かずにぬくぬく過ごしていた私は、
こたつに入らずとも、
身体が丸くなってしまいました。
いや、常に丸いのだけれども。
本番の合間を見て、専門のトレーナーさんのところで
身体のバランスも見て頂いています。
スポーツ選手の方もいれば、普通のお仕事をされている方から
主婦の方まで、幅広い方がいらっしゃるようです。
その人の仕事や生活、目的に合わせて、トレーニングしていきます。
一人じゃ絶対無理!という辛いメニューもありますが
誰かに見ていてもらえるなら頑張れる。
筋力は左右差がありますが、
私はフルートを吹いている時間が長いので
左右差が顕著に出ています。
構えているフォームからして、
右にキーがあり、演奏時、両手は身体の右側で細かい動きをしているので
やはり筋肉に偏りが出るのでしょう。
その偏りの中で身体に不具合が出ないように
弱いところを強化しつつ、正しいバランスを見つけていく。
ちなみに皆さん、「まっすぐ立つ」ことが無意識で出来ますか?
自分が「まっすぐ」と思っている姿勢は
意外や意外、全然まっすぐではない!、のです。
先日、トレーナーさんから
「普段、姿勢良いと思ってるんですか?」と言われ
ショックながらも
真っすぐ立つ感覚を確認してきました。
こんなキングコングみたいに胸張っていいんですか?という感覚ですが
それが偏った私的な感覚なんですね。
ちなみに、トレーナーさんは身体の専門家なので
すごいです。
ちょっと食べすぎたな、というだけで
「最近、食事どうなんですか?」=「少し大きくなりました?」
「顔のほっぺがふっくらしてませんか?」=「少しどころではなく、顔まで大きくなってますよ!」
「今リセットしないとまずいですね」=「このままいくと巨体確定!!!」
右側は恐らくトレーナーさんの心の声ですが…
笑いながら言ってる割にはかなり冷静なので
私にはそのように聞こえます。
整体の先生からは
肩の筋肉が盛り上がって前に出てきてしまっている、と言われました。
普段フルートを演奏する時の
首や視線にも気を付けてみたいと思っています。
肩で言えば、常に大事なフルートを入れたリュックを背負っている時
大事だ大事だと思うあまりに
背中を丸めてリュックと密着するように背負う癖がついているように
思います。
全てはパリでのスリ未遂のトラウマからです…。
また、つい先日のコンサートでも、大勢の前で何かを話している時にも
気づいたことなのですが
視線が常に左寄りのようなのです。
左側のお客様の方が視線が合いやすい気がします。
これも左の方が首が回りやすい、
構えている時の癖です。
真っすぐに話しているつもりなのですが、
私の場合は右側をこれから意識していかないと、と気づきました。
なので、私を右側から攻撃するのはやめてくださいね(笑。
自分の身体に向き合ってみると実に面白いです!
フルートを持っている時も、持っていない時も
美しく!を目指さないと。