Limited

皆さん、「限定もの」ってどうですか？惹かれちゃいますか？

季節を先取りして、イルミネーションが輝き始め、
世の中ではちらほらクリスマスなんて騒がれているこの頃。

クリスマスエディションのコスメとか、
「今しか買えない」マグカップ！とか、
「今しか食べられない」なんちゃら！とか。

私は基本的にあまのじゃくなので、
気になりつつも結局スタンダードなものに落ち着いて
近くに置いたり身に着けたりするタイプです。

気にはなります！
可愛いし、キラキラしてるし。

あぁ、でも！食いしん坊なので
季節の旬の食べ物は絶対食べてる！笑
食は別です。

後々残るものなら「その時期だけの特別感」
というのも良いのですが、
「終わってしまった時に惹かれなくなる感覚」って
なんだか自分で虚しい感じがしてしまうのです。

それに、「限定」や「制限」を
破りたくなってしまう性格なので…
自分が自由でいられる
「余白のあるもの」がとても好きです。

*************************************************
これからは東京での公演も多く、
リハなどを行っているところ。

東京に出ると、とっても刺激的。
普段見ないお店なんかが立ち並び…

服屋の隣にチケット屋、その隣に寿司屋、
はたまたその隣がドラッグストア、なんて。

私はその光景が面白くて
いつも目を見開いてしまうのです。

必ずといっていいほど耳にするのが

「限定ですよ～」「今だけですよ～」というワードや広告。

そして、そこに群がる人たち。
ゲットすると「優越感もゲット」、なのかなぁ。

東京の情報量に目が回ります。
（つまり田舎モノということです…）

これが買いたい！と思わなくっても
なんとなく買っちゃおうかなと思わせる
購買意欲刺激商戦はすごいなぁ、と感心します。

私は食べ物以外引っかからないけど！笑
*************************************************

モノでも人との関係もそうだけど
「限定」・「制限」されてしまうと
自分の個性や自由まで
なんとなく狭められる気がしてしまって。

自由を愛する私はそういうの苦手です。

音楽でも同じことが言える気がする。
感じ方は人それぞれ、
その時々のモチベーションによっても違ったりする、
環境によっても、周りの人のエネルギーによっても全然違います。
こう感じて！と強制できないものだと思います。

でも、
同じように感じていないと何か恥ずかしいのかな、とか
自分の評価に関わるのかな、とか
それを心配する時点で心にLimitがかけられてしまっている。

物理的に限定品を持っていると、
自分も限定されてしまうような感覚なんですね、きっと私は。

何かを限定するって、苦手。
限定されるのはもっと、苦手。

それでも
単純にプレゼントでもらったら嬉しいし、
コスメとか、その期間全力で厚化粧して、
まぶたの上ラメ全開で生活してみようという
柔軟性はあります！笑
ただ、その時期に絶対使い切る！

と、こんなことつらつら言ってますが…

私の色々なグッズ等をスタッフが考えてくれているのですけど
おそらく特別なものになると思うのですよ！
自由を愛する私のまさかの「限定グッズ」、興味ありません？笑

ある意味レアです。（人は矛盾の生き物なのだなぁ、笑）
*************************************************

どんな事でもよいのですが
ある一つの事象に対して
枠に捉われない、色んな人の、色んな感じ方や考え方を知りたい！

そして意見を求められた時に「自分はこう思う！」という軸と
相手を受け入れる柔らかさを持って生きていたいなぁと思います。

今、あまりにも情報や物が多くて
何が大事なんだか、何が必要なんだか
カオス状態の時ないですか？
その上「今だけ」「今しか買えない」限定、という情報と共に
物も溢れかえっていると
気持ちまでワーッとなってしまいます。
*************************************************

…なんていう止め処無い話を
間接照明を付けた部屋で
ゆっくりワインでも飲みながら
大切な人たちと今年一年を締めくくれたらな、
なんて思っています。
あーでも、ビールBarでもいいなー。（集う場所も溢れてる！笑）

こんな目まぐるしい日々を乗り切る目標が欲しい…

もうこれはスタッフに頼もう。

こんな私に共感してくれて、助けてくれるスタッフへも、
感謝の気持ちを示せる年終わりにしよう。

Limitが苦手と言いながら、
時間のLimitは容赦なく来るんだよ、と誰よりも自分に言いたい。

頑張ります。
2019年ももうちょっと。