KARADAの不思議

寒い日が続いていますね・・・・
皆様元気にお過ごしでしょうか?

下半期の怒涛の公演、毎回温かく応援してくださり
本当にありがとうございます°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
皆様への感謝を胸に、12月残りは思う存分ぬくぬくダラダラする予定です。

取り敢えずこの冬は部屋のスペースの問題もあり、
私の大好きなコタツが出せずにいます。
残念。
とりあえずカーペットをもこもこ素材にして
そこで寝ころびつつ、暖を取っております。

寒くなると、体が固まるなーと思っていましたが
やんごとなき事情があり、
より体をケアしないといけない状況になり
現在、理学療法士の先生にケアして頂いております。

まず、私はフルートを演奏するので
日々どうやったらよい音が出せるのか、
どうしたらフルートを体の一部のようにして
演奏できるのかを考えて来たのですが

理学療法士の先生に診てもらって色々と分かってきたことがあります。

発見その➀:肩こりがひど過ぎて「凝り」の概念がない

肩が凝って、、とかよくCMで見たり周りで言っているのを見ては、
「みんな大変だな」と他人事のように思ってきましたが
かくいう私が「凝り」の概念を超えて、
ある意味石膏のようになっている。(そうです)

確かに、触ってみても、指が入っていかない。
これが「凝ってる!」てやつなのか!!!
肩はこんなに盛り上がらないらしい。


発見その➁:手のひらが開かない

皆さん、手をグーにして優しく手を閉じると、
手の甲って親指から小指まで
緩やかなアーチになりますか?

なった人、それ正常です。

私はフルートを持ちながら、かなりの細かい指の動きをしているので
何かをもって指を動かす機能に長けており、
その力が強すぎるので
グーにすると手の甲が真っ平になります。
なんなら中指からの甲の部分は凹みます。

これ、握る力のせいで、手が開かない状態らしいです。

発見その➂:体全体の後ろの筋肉が縮んでいる

全体的に背中の筋肉から足の筋肉、腰の筋肉がギュッと縮んでいて
腰にすごい負担がかかっているようです。

それはすごくわかる・・・

フルートを構えて立って演奏すると
やはりお腹側の筋肉がぐーっと伸びていきます。

あとは、
*本来なら、寝そべったときに肋骨はこんなに開かない
*本来なら、首はもっと長い
*本来なら、背中ももっと狭い

という、先生から「本来なら」という言葉のオンパレード。
でも、「フルートをやっているんです」と言ったら
「なるほどね、ある意味、アスリートみたく
 『フルートに特化した身体』になってるよ!
 分かる分かる、『そういう』身体になってる!」

と言われ、
喜んで良いのやら、どうしたら良いのやら。

そして、驚いたのが、例えば腕の筋肉が凝っているとしたら
腕をほぐすのではなくて
手のひらの親指のあたりをつまむと痛みが消えたり、

全てが連動している!ということ。

先生が、ここがこうなら、ここの場所でしょ、と施術をしていきますが
本当に不思議、その場所から遠いところが原因になっていることが多いんですね。

そして、施術中
「えー、、っと、これは痛くないんですか?」
と言われ、

「いや、痛いですよ」

と答える私。

腕の良い先生の持つ患者さんの中で
ダントツに痛みを我慢できるタイプだそうです笑。

「いや、痛いんですけど
どの程度まで我慢すればいいのかと思って、、」

と言うと

「すごすぎです。。。」と先生に笑われました。。。

中には触る前から痛がる患者さんもいらっしゃるようです。
そしてもはや私は我慢をしすぎて「痛い」という辞書も
頭から消えているそうです・・・。

これも良いのか?悪いのか。。

これまでマッサージも整体も好きでちょくちょく行っては
「凝ってますねー」
「かったいですねーー」
と言われてきましたが、
もはや医療レベルでないと治せない感じです泣。

整体に行ったとき、
整体師さんが汗だくになり
「かってーなーー」とブツブツ言っていたのが
大学生くらいの時。
いやあ、まずいですね、ここで身体を根本からメンテしないと。

ちなみに、ちょうど教えている大学で身体の使い方のヒントとなる内容を教えて頂くことがあり
年末に向けて、私のテーマは「KARADAの不思議」を解明していくことになりました。

目標は身体のニュートラルな状態を脳でインプットして
ちゃんと思ったように身体がコントロールできるようになること。
身体の可能性を最大限に引き出すこと。

フルートの重さや楽器の構え方など
身体にとっては
不均等な形での負担になってしまうのは致し方ないとして、、

演奏中、軸以外の脱力が出来なければ
音楽を自由に奏でるのは難しい。

身体はずっとテーマだよな、と留学してから追及してきた部分なので
この機会によりよいヒントが得られそうです!!
音もよりよく変化するかもしれない!

もう、80歳になっても現役で吹いていたいもん!

身体を直して、もう一度土台作りを頑張っていきます。

皆さんも、身体をお大事に、温かくして過ごしてくださいね♪
って、私に言われたくないか・・・苦笑

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