激動の日々と音楽

どうしても仕事柄、
私の感覚で1年の締めといったら3月です。

12月の年末より3月に色々まとめて
4月に新たな気持ちで、という感じです。

今は絶賛年度末。

毎年この時期は忙しいですが、
季節の変わり目のあたたかな夜風に当たってキレイな月を見たり、
お散歩したりして、
花粉でかゆい目をこすりながらも
新年度からがんばるぞ!とスイッチの切り替えをしていました。

しかし、
今年度に限ってはスイッチの切り替えが出来ず
そのまま突入しそうな予感。

何が怖いかって、緩みのない生活をしていると
楽器を持った時に良い状態で音楽が出来ない、ということ。

私の大好きなリヨンの先生が
「バカンスの時期は一切楽器を吹かないんだ。絶対にね」
と言っていて、

学生だった当時は、それなのにすごいな、あんなに吹けて。
しかも面白いアイディアで音楽を彩れるなんて…と思っていたけれど

それはきっと自分自身を一旦オフにして
良い状態でまた音楽に向き合えるための手段なんでしょうね。

日本だとまだまだ休暇イコールあまり推奨されないイメージだけど
緩みから生まれるアイディアの方が沢山あるのになあ、と思います。

だから休むって全然悪じゃない。

あとは、この激動の日々の中で
やっぱり激動の中作曲された音楽にすごく共感しています。

例えば、この前大学受験時に弾いたベートーヴェンのソナタ集を引っ張り出して
弾いてみたのですが(あ、ピアノです。私ピアノも弾けます。)
激動の時期に作られたものって本当に撃沈…て感じ。
救えないよ、もうこのズドーン感。どうするの、っていう感じ。

でも、その響きに心が共感するんです。
(きっと私も激動の中撃沈しているから・苦笑)

それでも最後にベートーヴェンは、曲の中に絶対に希望や光、救いを残していて
それが随所に出てくる曲なんかだと
ああ、ありがとう。と涙が出てしまいます。

音楽室の肖像画なんかではこちらを眼光鋭く睨んでいますが
彼の内面はとてもナイーブで、とてつもなく優しかったんじゃないかな、と思います。
あたたかい響きに救われます。

クラシックをどう聴いたらいいですか?って聞かれたりしますが、
まずは自分が好んで聴けるものからがおススメです。
それを好むってことはその時のあなたの状況のナニかとマッチしているから。

あとは、作曲家の人生なんかを調べてみて、
ああ、この人の生き方とか、この出来事、私にもあるある!分かる!となったら
これはしめたものですね。

恋多き人生送ってきたわーという人はリストとか(笑
もう、一人をドロドロに愛しているんだあーという人はショパンとか。

絶対共感できるナニかを感じるはずです。

ちなみに、元気ない時に明るい曲を聴いたらいいよ!という人もいるんですが
私は絶対に聴けません。
というか流したところでイラついて、全く心に入ってこない笑。

音楽がいろんな時にそっと心に寄り添っているものである、
生涯で音楽を愛好する力なんかを子どもたちに育てましょうと
言われていますが

なんか、全てひっくるめて「そーいう」ことなんじゃないかかな、と思います。

いろんな時期があって
いろんな感情があって
いろんな自分がいて
そこに音楽があるって本当に素敵なことです。

皆さんの好きな音楽とその理由もぜひぜひ教えてくださいね♪

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